3・6レストラン・ウィーク (2013/03/07)
今週はレストラン・ウィークと称して、サンパウロ市内の加盟レストラン約200店が通常より安い値段食べれるらしい。前から、この催しもののことは知っていたが、さほど食べることに興味がないので行こうと思ったことは一度もなかった。 写真を撮ったお礼にと、古い友人から「行きましょう」と誘ってもらい初めて行った。連れて行ってくれたレストランは、普段自腹では到底いけないような、ジャルジンス(高級住宅街)にある地中海料理のすごくしゃれレストランであった。 この週になると、一部の、駐在員グルメ奥さんたちは毎日のように高級レストランに出かけているらしい。この週には普段の半額ほどで食べれるので、お得はお得ではあるが、メニューは決まっており、飲み物類は普段と同じ値段だし、店によっては随分あたりはずれがあるらしい。あまり食べることの興味のない男の僕からみれば、なんとなくどこそこの有名レストランで食べたという自己満足に過ぎないような気がしないでもない。 7時半についたころにはガラガラだった店も、次第に人でいっぱいになり帰る頃には並ぶほどになっていた。どうやら、どのお客もレストラン・ウィークの安いメニューを目当てにきているようだ。周りを見ると、皆が一様に同じようなものを食べていた。そんな様子はなんとなく味気なかった。 前菜からはじまり、デザートまでで約50レアル(2500円)。たいして味のわからない僕がいうのもなんだが、前菜のカウド・デベルジ(グリーンスープ)が一番おいしかった。あとはこんなものかとちょっと拍子抜けしてしまった。やはり、おごりで食べると、ありがたみがうすれる。さすが高級店だけあって、店内はしゃれているし、給仕の仕事ぶりは素早くしゃきしゃきしていて、みていても気持ちがよかった。お金に十分余裕があれば、1年に1回くらいは、こうした店に来るのも面白いかな、と思うが、今の僕には下町で食べる中華がやっとである。もっとも、それで僕は十分満足しているのではあるが・・・・。
 | 今日は寝過ごしてしまい散歩は中止、代わりに写真を撮りにでかけた。慣れない新しいカメラとレンズに振り回せた感じがする |
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