今日は土曜日、さらに寝過ごしてしまったので朝の散歩は中止して、朝、いつも写真を撮りたいなと思いながら通り過ぎている所に写真を撮りに行く。レンズは普段持ち歩かない300ｍｍ1本。 　日の出からは、ちょっと時間が過ぎてしまっていたが、何か撮れるだろうと思い向かう。日はすっかり上がってしまい、結構道行く人も多い。大きなレンズで撮っていると、みんなジロジロとみていく。中には「ヘイ、パパラッチ！」などと大声でからかってくる奴もいる。目をつけていた所で撮るがイマイチ自分の思い描いていたイメージが撮れず、どんどん危ない地域へと入ってしまった。やはり、大型レンズに3脚は目立つ。いかにも危なそうな顔つきをした奴らが、ジロリとこちらを見ながら通り過ぎていった。30ｍほど向こうには、先ほどからじっとこちらを見ている奴もいる。危なそうな奴も増えてきたし、残念ではあるが、結局、1枚も納得のいく写真を撮れないままに引き上げることにした。 　普段裸眼で見ている分には気にかからなかった電線や木が、ファインダーを通してみるとうっとうしいし、古いレンズのせいか逆光に極端に弱い。こういうことが解っただけでも来た介があったわけであるが、1枚も撮れないなんてちょっと悲しい。写真は簡単なようでいて難しい。 景色だけだとどうも面白くならないので人を入れて撮ってみた。景色にある程度面白みがあれば、後ピンのこういう撮り方も面白いかもしれない。今後の課題となった。

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