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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
3・10 子煩悩のブラジレーロ

3・10 子煩悩のブラジレーロ (2013/03/11) ブラジル人の家族パーティに行って驚くのが、旦那が豆豆しく子供たちの面倒を見ていることである。たいてい奥さんは子供のことは旦那に任せ、他の奥さん方とくっちゃべり、飲み食いしている。
 旦那たちが四苦八苦しながらも子供の面倒を見ている姿を見ると大変だな~、と思うと同時に感心してしまう。息子が小さな時に、僕は一度もおむつを取り替えたことがなかった。1度、そんなことを奥さん方に言ったことがあるが、猛烈な反発を食らい、軽蔑の眼差しで見られてしまった。今考えると一度くらいはおむつ替えの経験をしておいた方がよかったな、と思う。
 ほとんどの南米諸国は結構男尊女卑の傾向の強いが、ブラジルは女性が強い傾向にあり、他の南米諸国の女性からうらやましがられているらしい。
 日曜祭日に公園などに行くと、小さな子供の手を引き歩いているお父さんの姿をよく見かける。ブラジル人は意外に子煩悩なのかもしれない。しかし、その一方で、妻や子供を捨てて他の女に走る男も多く、シングルママの割合はかなり高い。別れても法律で月に1度は子に会う権利があるし、成人になるまでは養育費を払い続けなければならないこともあり、父親はしょっちゅう子供には会っているようである。別れると、子供にもめったに会わない日本の大多数の父親とは大きな違いである。


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