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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2020/08/02)
3.24 おしどり夫婦

3.24 おしどり夫婦 (2013/03/25)   早朝の温度はすっかり下がってしまい今朝は17°。20°を切ると寒く感じるようになった自分が、すっかりブラジルになじんでしまったようでちょっとさびしい。もう日本の冬の寒さは耐えられないだろうな。

 毎朝、散歩の帰りに、うちのアパートの近くで金物屋をやっている日系人の夫婦が散歩しているのに出会う。いつも手をつないで、みるからにオシドリ夫婦である。運動に散歩するんだったら、手なんかつなぐなよ、と言いたくなるが、あまりに中が良さそうな二人を見ていると、そういうのもいいのかもしれない、と思ってしまう。女性と手をつないであるいたのは、もう思い出せないほどとんと昔になってしまった。女性の手のぬくもりが懐かしい。
以前、店で買い物したついでに、奥さんとちょっと話したことがあった。奥さんは僕と同じ年。若風で、まだまだほのかな色気がただよっていた。20になる息子がいて、親子二人で店を切り盛りしていた。その時の話では旦那は日本に出稼ぎに行っている、と言っていたが、最近帰ってきたのだろう。
この奥さんは、旦那が帰ってくるのをずっと待っていたのだ。他の男を作ってしまった妻や、毎月送ってくる金をすべて使いこんでしまった妻の話など、出稼ぎの悲話ばかり耳にしていただけにこういう奥さんをみると妙にうれしくなってしまう。
こういう仲の良い夫婦を見ていると、自分ができなかっただけにちょっとうらやましい。


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