4・7 住みづらくなったブラジル (2013/04/08)
この頃、早朝撮影にでかけるために、朝のニュースを見ることがすっかり少なくなっていた。今日、久しぶりに朝のニュースを見ていて驚いた。殺人事件はあるは、強盗事件はあるは、そのうえ交通事故に大雨に旱魃。これだけいろいろあれば、ニュースネタに困ることはないだろう。むしろ、選ぶのに大変なのではないだろうか。 特にリオの荒れ方はひどい。キリスト像のコルコバードやもっとも人気のあるナイトスポットのラッパ地区で観光客が軒並み襲われている。これくらい危なかったら、ちょっと観光にリオへという気にはとてもならない。危ない上に、ホテル代などがバカ高いという情報が広まれば、今後リオの観光客の観光客が激減するのではないだろうか。今の状態ではワールドカップ、オリンピックがやぶまれる。 交通事故もひどい。毎日のように自転車乗りや行者が交通事故にあっている。もっとも、この場合は運転手だけでなく歩行者も自転車のりも交通規則を守らないので、一概には運転手のみを攻められないが、ブラジルの運転手の交通マナーは最低であることは確かでる。 右折するときも一時停止しないで、歩行者が止まるだろうとい意識でつっこんでくるから、どちらも止まることがなければ当然のごとく事故は起こる。ブラジルの運転手の頭の中には歩行者優先なんて考えはないに等しいのである。 こうしてみると、サンパウロやリオなどの大都市は随分と住みづらくなってきた。できるだけ早く田舎に引っ込んでのんびりと暮らすのがよさそうである。とは言っても田舎は田舎で危なくなっているようで、一家惨殺など、残忍な強盗殺人事件のニュースをときおりみる。けっきょくブラジルはどこに住もうが同じなのかもしれない。
 | ブラジルの大都市のラッシュはどこも大きな問題。とにかく車が急激に増えすぎた |
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