移民百年祭 Site map 移民史 翻訳
南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
4・11 レンズ破損 [画像を表示]

4・11 レンズ破損 (2013/04/12) 写真を撮ろうとカメラを取り出した。
「おかしい! ズームが効かない!!」レンズを見ると、ズームを繰り出す部分が外れたようになっている。昨夜、知人のレストランで1mほどの高さの椅子から落ちたことを思い出した。慌ててカメラを取り出し見たが、その時は何処もおかしな点に気が付かなかった。ただ、落ちた瞬間の「がちっ」という重い金属が床に落ちた、鈍い音が耳にずっと残っていた。
プラスチックの部分にどこにも割れたような様子がなかったので、意外に簡単になおるではないかと思いながら、昨年できたニコンの修理センターに駆け込む。修理の見積もりを出すためにレンズをおいて家に帰りつくと、すでに見積もりのメールが届いていた。さすがニコン!
あけてびっくり、修理価格約6500レアル(32万円)。このレンズ日本で3年前に12万円で買ったものである。あまりの金額に、もう笑うしかなかった。今は10万円ほどで買えるから、修理代で日本だと3本のレンズが買える。いくらなんでも・・・。もっとも、世界のカメラメーカー天下のニコンが暴利をとるわけではない、と思う。
明日、引き取りに行って話を聞かなければよくわからないが、レンズの破損がひどく部品をほとんど交換しなければならないのだろう。
ブラジルの間税は面玉が飛び出るほど高い。きちんと正規のルートを通しての輸入となれば、カメラなどの精密機器は日本の1.5倍~2.5倍ほどの価格になる。修理の手数料を加えればこの値段になるのだろう。
しかし高すぎる。修理がサンパウロでできるというのはありがたいが、修理代が日本で同じモデルの新品が3台も買えるなんてやはりちょっと異常という他ない。もちろん破損の具合にもよるだろうが、部品の交換を含む修理となるときっと今回のような高額になるだろう。修理ができても、直せないような高額の値段なら、客にとっては無いのと同じだと思わずにいられない。当然ニコンとしても頭が痛い点であろうが・・・・。
しかし、いつも持ち歩くレンズなだけに辛い・・・・・。

★今日の昼、ニコンの修理センターにレンズの引き取りに行ったところ、先日送られてきたのは預かり書とのこと。あの値段はブラジルでのあのレンズの正価でした。僕の完全な早とちりでした。すみません。
 先ほど、正式な修理値段が届きました。約190レアル。(約9000円)でした。なんとか出せる値段なのでほっとしている所です。こういう早とちりで腹をたてたり、イライラしたりした状態で、文句を言って人を傷つけたりする場合がしばしばあるので深く反省しています。 最近はかなり抑えているのですが・・・

DSC_3680.jpg
パウリスタ大通り。なかなか思うように撮れない。もっと歩いて最高の、場所と時間を発見しなければ。


前のページへ / 上へ / 次のページへ

楮佐古晶章 :  
E-mail: Click here
© Copyright 2024 楮佐古晶章. All rights reserved.