5・9 もう限界?! サンパウロの交通網 (2013/05/10)
テレビのニュースでは、サンパウロの交通事情の酷さを毎日のように流されている。メトロも、近郊列車も、バスも、道路も、通勤時間には人人でものすごい。この過酷な通勤は東京以上ではないだろうか。 僕はセントロに住み、通勤時間に外出することはほとんどないので、実際この過酷さ、物凄さを体験したことはほとんどないが、たまに夕方7時くらいに離れた場所で待ち合わせをすると驚く。 メトロ構内に入るだけでも、何百人もの列に並ばなければならないし、やっと構内には入ったと思っても、列車に乗るのがまた一苦労である。あまりに凄い満杯の人なので何回か乗り過ごし、少し状態がよくなるのを待つが一向によくならない。結局、このまま待っていたら遅れてしまうことに気づき、何とか列車に入るが、これがまた凄い。人がびっしりで身体も動かせない状態である。 ブラジルに来る前に何度か東京のラッシュに出会ったことがあったが、それと同じか、それ以上である。ブラジレーロはこの混雑の中で痴漢どころか強姦する奴までいるそうであるから驚嘆するしかない。 来年になるとよくなると、サンパウロの交通局長は言っているが、果たして本当だろうか? これだけ多くの人だと少々路線を増やしたところで解消は難しいと思うが・・・。
 | ラッシュが一息ついた9時過ぎのルス駅。メトロの構内は撮影禁止で何回かつかまり、撮影をあきらめた |
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