5.19 煙が・・・ (2013/05/20)
朝の散歩に行こうとエレベーターに乗ったところ、ゴゲくさい臭い! 1階につくと、さらに臭いが強くなった。廊下には、紙が燃えた黒い灰が落ちている。外に出るとアパートの改装工事ででた、レンガやコンクリートなど廃棄物を捨てる巨大な廃棄物置き場の中でゴミがブスブスと燻って煙がでている。本当は不燃物しか捨てることは禁止されているのだが誰かが普通のゴミを捨てている所に、たばこのポイ捨てか火をつけたのだろう。もし火があがれば、建物に燃え移る可能性もある。僕の住むこの建物は、26階建ての巨大なものでおそらく400家族以上が住んでいる。もし火事にでもなると大変なことになる。慌てて、門番にその旨を伝えた。 サンパウロの建物は一軒家にしろ、高層アパートにしろ隣同士が隙間なくびっしりくっついて建っている建物が多いので火事などが起きると大惨事になる。そのせいか住民は皆気を付けているようで意外にサンパウロは火事が少ない。日常的におおまかなブラジル人が火の注意はよくしているということがちょっと信じられないが・・・・。何年かに1度、決まった時期にしばしばファヴェーラが火事になることがあるが、これは政治的な絡みで誰かが火をつけているのではないかと言われている。 土・日に行われたビラーダ・クルツラルには400万人がセントロに集まったが、強盗に襲われ2人が死亡し、普段の2倍以上の人々が病院に担ぎ込まれた。警備の不備だという責任を問う批判もでているし、来年は行われないような気がする。
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