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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
6・25 親の教育意識

6・25 親の教育意識 (2013/06/26) テレビでニュースを見ているとブラジルの8歳の子供の約50%が読み書きできないそうだ。これだけPCなどが発達した社会でこれほど多くの子供たちができないというのには驚いた。さらに驚いたのはサンパウロ州の11歳以上の子供の25%がコカインやマリファナの経験があるということだ。この数字が正しいかどうかは、テレビで見ただけなのでいまいち自信はないが、おそらく近い数字ではあると思う。
 息子が幼いころに、読み書きを覚えさすのに、苦労したことを思い出した。テレビでは、デモ運動に結びつけて教育の予算が少ないから、ブラジルの教育が遅れていると言っていたが、必ずしもそうは言えないと思う。もちろん、学校での教育は重要だが、幼いころの教育は、親の教育意識にも大きく左右されると思う。親が全く教育に関心がなければ、子供もなかなか覚えようとしない。実際、文化・生活レベルの高い南伯の子供たちの方が北・東北伯の子供たちに比べると読み書きができる率が高いらしい。
 幸いなことに、息子は早期にポ語の読み書きもできるようになったが、日本語は全然ダメ、英語もカタコト。親が熱心に教えようとしなかったせいである。もう少し力を入れて教えればよかった、と親として反省している。


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