7・2収束した? デモ (2013/07/02)
初冬らしく寒くなってきた。その上、朝から雨が降ることが多いせいか、ほとんど散歩に行けない。 コンフェイデラソン・カップも終わり、サンパウロ市内ではめっきりデモが減った。政府が結構譲歩し、ほぼ目標が達成したこともあるろうが、あの「ブラジルを変えよう」という盛り上がりはどこへ行ってしまったのだろうか、とい感じである。それでも、周辺の小さな都市や、地方の都市ではまだ行われているようである。昨日は、高速道路の通行料金が撤廃に向けてのデモがトラックの運転手を中心に行われ、高速道路が封鎖された。 ブラジルの高速道路はうんざりするほど高く、値上げも頻繁で、非常に評判悪い。一部の資本家などが、甘い汁を吸っている場所だけに、僕もこのデモは賛成である。しかし、地方からサンパウロに来る農産物、工業製品がストップしているものもあるらしいので、これに乗じた値上げなどが起きること心配ではあるが・・・。 これらのデモにしても、政治家や資本家が裏で糸を引いて起こしている可能背が大であるが、突発的に純真な気持ちから起きたデモもあるだろう。民意を正しく反映して行われるデモに対しては応援したいと思っている。
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