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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2020/11/22)
8・5 小説を書く

8・5 小説を書く (2013/08/05)  4か月かけて原稿用紙400枚の小説を書きあげた。
 小学校時代から作文や感想文などを書くのは大嫌いだったし、書く才能なぞ、ない事は重々わかっていたが、それでも書く気になったのは、今の現状を破りたい、というのが一番の理由である。
 写真だけではなかなか仕事はないので、撮って書いて、なんとかほそぼそと仕事を長年続けてきた。気が付くと、あっという間に50になり、何度か大病をし、自分の老いを感じるようになった。年金も財産もない自分の老後に大きな不安を感じるようになった。かといって、今更会社勤めもできないし、店の経営などとてもできない。一度、片手間に小さな店を開けて、自分には客相手なぞとてもできないことが解った。この時、自分の経験を活かすのが一番だということを痛感した。資本もなしに、誰にも束縛されず、気を使わずにやれることと言えば芸術家にでもなるしかない。しかし、僕が今までやってきたことと言えば、写真と文章を書くことだけだった。写真は好きで続けてきたが文章はしぶしぶ続けてきた感じであった。だから、自分が長い文章を書けるなんて夢にも思っていなかった。長らくやっていた契約の仕事を辞めた時点で、写真と文章の2刀流でやることを、文章の方も真剣にやってみようと、決意した
もちろん、写真以上に一流になることは難しことは解っているが、何事もやらなければ始まらない。書かなければ可能性もゼロであるが書き続ければ可能性もわずかではあるが出てくるわけである。写真はある程度自信を持っているが、文章は自信なんていうものはゼロに近いから他人になんと言われようと、コンクールで箸にも棒にもかからなくても、平気である。厚顔無恥にやっていける、実は意外にこの辺が強みかな、と思っている。続けているうちに小説を書く要領が少しはわかり、文章もうまくなるのでは、と思っている。
 目標がないとなかなかできないと思い、8月のコンクールを目標に書き始めた小説は、思った以上に簡単に書き上げることができた。面白い面白くない、技術のあるなしを別にして、書くということだけを考えれば、小説は、ある程度集中できる時間があれば誰にでもかけることを実感した。実際、「自費出版をしませんか」というような出版会社がちゃんとやっていけているのだから、文筆活動を趣味的に、あるいは職業にすることを目標に目指している人がたくさんのだろう。
 僕には、とても純小説や人を感動させるような話は書けないであろうから、明瞭簡単、勧善懲悪、読んだ後、「ああ、面白かった」と思えるような、そんな話をかけるようになりたい。


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