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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2020/07/07)
8・18 たかだか1レアルされど1レアル [画像を表示]

8・18 たかだか1レアルされど1レアル (2013/08/19) こう寒くて曇り空となると、外にでるのも億劫になる。しかし、1週間果物無しで過ごすのも辛いのでシャツにトレーナー、さらにジャンバーまで着込んでフェイラ(市)に買い物に出かける。これだけ着込むことは年に3回あるかないかである。
 こんなに寒いと人出は少ないと思っていたが、意外に多い。やはり、同じように皆しっかり着込んで来ている。もう、買うものは、スイカに、パパイア、マンゴーと決まっているので、いつもの屋台にいくとスイカが2切れ(4分の1)しか残っていなかった。おそらく今日は寒いのであまり売れないだろうと見込み、それほど仕入れてこなかったのだろう。
「もうこれだけだよ。6レアルを5に負けるから、もってけ!」こちらが買うとも言っていないのにビニールに包み始めた。僕が毎週2切れスイカ(日本のスイカで言うと特大ほどの大きなもの)を買って行くことを覚えているのだ。こういう、フェイランチ(売り子)の強引さは嫌いなのであるが、このフェイラで一番良いスイカを売っていて、いつも買う屋台なので、まあ、しょうがないか、と許した。が、もし、知らない奴だったら絶対買わない。
 先週まで5レアルだったスイカが6レアルになっている。テレビのニュースでフェイラの野菜や果物が上がっていると言っていたことを思い出した。他の果物も少しずつ上がっている。ドルも先日4年前の為替と同じ価格に値上がりしたと言うし、また更なる物価上昇がおきるのであろうか? 値上げがされているのを見ると急に購買意欲が失せてきた。昨日たっぷり野菜は買ったし、今週はスイカだけにしよう、と思っていると、形の良いパパイアが先週と同じ値段、3つで5レアルで売っていた。結局これも購入し、マンゴーは我慢して家に帰った。
 家に帰り着いて、やっぱり買っておけばよかったと後悔したが、簡単に値上げをしていることが妙に腹立たしいので、完全な無駄な抵抗、単なる自己満足ではあるが、抵抗したかった。たかだか1レアル(50円)されど1レアル、なのである。
 こう、いろんなモノの上昇が重なると、メトロやバスの労働者が給料値上げの要求を起こすだろうし、そうなると政府はまた、メトロやバスの値上げを考えるだろう。またデモが活発化するのであろうか? 来年選挙の年だから、市長や州知事としては値上げをして評判をおとしたくないだろう。どうするのだろう。

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