8・28 防寒服 (2013/08/27)
暑いかと思えば、寒い、気温があがったりさがったり、猫の目のようにコロコロ変わる日が続く。この変則的な気温のおかげで、下がり始めていた血圧もまた上昇しはじめた。周囲をみていても、風邪をひく人が増えている。もう少し、暑いなら暑い、寒いなら寒いで一定してくれればいいのだが。 今朝は温度が10度以上あるようなのだが、風があるうえに驟雨が降るために、余計寒く感じる。体感温度では10度以下の感じである。 10数年前には、冬になると、貧富の差が目に見えて解ったものだ。どんなに寒くても、半そでtシャツにスリッパという人がいたが最近はほとんど見かけなくなった。 男性の一般的な防寒服といえば一部のお金持ちを除いて、皆一律黒の「PORSHE」とロゴの入った野暮ったいジャンバーだった。それが今は、中国製の安ものから、見るからに高級そうな革のコートまで、さまざまな防寒服を着ている。安くても見かけは洒落た防寒服が多く、ぱっと見それほど貧富の差が感じられない。 一般の人がちゃんとした防寒服をきれるようになった原因には、昔はインフレが高く分割払いなどできなかったが、今は誰でも分割払いで少々高い服でも買うことができるようになったこと、中国の安い防寒服が大量に出回るようになったことが考えられる。 ブラジル人の防寒服を見ていると、ブラジルの動き、世界の動きが凝縮されているようで面白い。2000年に入って急速にブラジルも変わった、とつくづく感じる。
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