9・2 我慢 (2013/09/02)
数か月ぶりに肉専門のレストランで食べた。 コステーラ(あばら肉)専門の焼肉店だ。長時間かけて焼き上げられた牛のあばら肉は、脂がこってり肉に回っていて、ブラジル人には人気の肉の部位だ。確かに、ゆっくりじっくり焼き上げられたあばら肉は脂が、肉の味を引き立てジューシーでうまい。 ボーイに聞くと、「2人だと2分の1=48レアルで二人分は大丈夫だよ」と教えてくれたが、1片=74レアルと値段が2倍以下だったので1片を頼むことにした。どうせ食べるのなら、滅多に食べないし、満足いくまで食べたい。もっと食べたかった、と後悔を残すのが嫌だった。本当に好きなものなら、ちょっと少ない程度で我慢して、また来るのを楽しみしておくのも良いのだろうが、肉はいつもいつも食べたいというものでもないし、食べるときには、もう、食べたくない、というほど食って半年ほど後に、またガッチリ食べるのがいい。僕には我慢しょうがないので、嫌になるまで食べて、つぎはしばらく食べないという、傾向があった。 若い頃はこういう食べ方をしても身体がきれいに消化してくれたが、さすがに最近はそうもいかないので、チョコレートなどの甘いものは、箱入りのボンボンなどは極力買わないで、小さなモノを一つだけ買うようにしている。そうすれば、あるだけしか食べられないのでいいのだが、チョコを食べたいと思うことが多くなり我慢をする機会が増えてきた。 父も、母方の叔父も、糖尿病だったので、僕の中にも糖尿病になる因子はあるだろう。だから甘いものは食べないように、気を付けているのだが、根が天邪鬼なので、そう思えばそう思うほど甘いものが食べたくなる。もともと、チョコレートやケーキなどの甘いものが好きなこともある。 糖尿病になるのはいやだし、普段、人に比べたら、ずっと我慢をしない生活を送っているのだから、甘いモノくらいは我慢しなければと思っている。
 | コステーラ、これで半分。24時間弱火で焼き上げるらしい。全部平らげると、脂で口の中が、ベトベトして気持ち悪くなった。これであと半年は食べたくない。 |
|
|