9・5 サンパウロに住む恩恵 (2013/09/06)
サンパウロに住んでいてありがたいことは、年中果物が食べられること。北はアマゾンフルーツから、南のリンゴまでブラジル中の様々な果物が集まるのでその恩恵を受けることができる。 中には季節モノの果物もあるが、ブラジルは日本の23倍もあるのでどこかここかで収穫されている。スイカ、パパイア、バナナ、メロンなどはほぼ1年じゅう食べることができる。一方、カキ、ライチ、リンゴ、(貯蔵施設が発達し最近は年中たべられるようになった)ポンカン、ぶどう、いちごなどは季節ものである。 特にスイカが毎日食べられるのはありがたい。それも日本に比べると随分やすくかなり大きなもので半玉が10レアル(500円)ほどである。半玉かえば、一人だと毎日食べて、ちょうど1週間でなくなる量である。いろんな人に聞いたところによると、「スイカは大きければ大きいほどおいしい」らしいので、最近はフェイラで一番大きなものを買うことにしている。以前はスーパーで中くらいのものを買って、何度もハズレに当たり、がっかりすることもしばしばであったが、今はフェイラで、4分の1に切ったスイカを2つ買っているので、まずハズレを引くことがない。フェイラの売り子によると、「バイア産とゴアイアニア産がおいしい」とのことであった。時期によって、サンパウロにやってくる産地が異なるらしい。 今は、ちょうどイチゴの時期で、安いところでは1パック1.5レアルほどで売っている。息子が好きなので、買うこともしばしばあるが、生産者も自分では食べないほどの農薬をかけているそうなので(ぶどうも大量の農薬を使うことで有名)、できるだけ買わないようにしている。 以前、日本にイチゴを輸出するという記事を数年前に読んだがどうなったのだろうか? 日本への輸出は買い取り値が安い上に、規制が厳しいそうなのでストップしてしまったのかもしれない。
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