10・3 10倍返し (2013/10/03)
「仕事を首になって、もうお金がなくて、食べるものもないわ。助けて!」 という悲痛なメッセージが友人から突然飛び込んできた。半年前にも同じようなメッセージを受けていくばくかのお金を貸した。その後、無事、職に着けたようだが、そのしらせは一切なくお金も返してもらってない。 文の内容からいくと、今度は前回よりも、もっと悲惨な状況のようだが、僕自身も人を助けることができるような状況ではない。このままいったら、どうしようと、思っているような状態である。兄弟も、親もいるにもかかわらず、なぜ僕の所に言ってくるのか? と思ってしまう。もっとも、親が病気で大変だとは聞いていたが・・・。食べるものもないと、言われれば、何とかしないわけにはいかない、と思ってしまう。もちろん、僕もずっと援助することはできないので、今度だけなんとかしたい思っている。 今回、お金を貸しても返ってくることはないだろう。僕の貸せるお金はせいぜい1万円にも満たないお金である。おそらく、そんなわずかなお金を貸しても、友人の状況はどうにもならないだろう。頼ってくるたびについつい貸してやるから、僕に頼ってくるのだろう。もしかしたら、頼られるたびに貸しておいて文句をいう僕が間違っているのかもしれない。文句を言うくらいなら貸さない方がいいのだろう。それでも、瞬間的にでも、友人が優しい気持ちになれるだろうと思うとついつい貸してしまう。 お金は天下の回りもの、というから、たとえ彼女から返ってこなくても、いつかは回りまわって10倍返しで返ってくるだろう。そう思いたい。
 | この頃、雨模様の天気が続く。そんなときにこなメッセージが届くとよけい憂鬱な気分になる |
|
|