移民百年祭 Site map 移民史 翻訳
南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2020/09/20)
11・28 ニコンさんもう少し頑張って [画像を表示]

11・28 ニコンさんもう少し頑張って (2013/11/29)  久々に朝から晴れたので、写真を撮りに7時15分ごろからセントロへ。朝の清々しい、エネルギーに満ちた光は気持ちがいい。街路樹の木漏れ日、高層ビル群の斜光、・・・、場所場所で光の織り成す様子が面白い。ついつい撮りすぎてしまい、あっという間にメモリーがつきそうになった。
「すみません。ちょっと聞きたいのだけど・・・」
 服装もきちんとした、カフェ・ラテ色の肌をした青年がおずおずと声をかけてきた。
「えっ」写真を撮っている時は、どうしても無防備になるので、一瞬緊張した。
 彼の顔を見ると、荒んだ様子も、危なそうな様子もなかったので話を聞くことにした。
彼の持っているカメラの調子が悪いので見て欲しい、とのことであった。カメラはフジフィルム製のコンパクトカメラ。メニューダイヤルを回してPモードやSモードにすると写真が撮れなくなるらしい。おそらく、カメラ本体の問題だろう。しかし、可能性は薄いが、メモリーカードの調子が良くない可能性もある。その旨を伝えると、「そうだね。ちょっと試してみる」そう言ってニッコリ笑って行ってしまった。
 ブラジルでカメラを直すのは大変だ。壊れたレンズを修理しようとして、結局断念してしまったことを思い出してしまった。
仕事中に急いで走っていて、うっかりレンズを落としてしまい壊れてしまった。次の日、さっそく、ニコンのサービス・センターの入っているビルに行くと、受付で「もう修理は直には受け付けていないので、電話してください」と言われて電話番号をもらった。
 電話をすると、女性が出て機械的にバイク便で送ってくれ、という。なぜシステムを変えたのか、と2,3度と聞いてが、そのたびに話をすぐ他に変えてはっきりしたことを言わない。彼女自身が面倒くさいのか会社に言うなと言われているのか・・・? 管理がしっかりしている日本ならいざ知らず、バイク便自信が信用できないブラジルで、何十万もするカメラやレンズを頼もうと思う人はいるのだろうか? バイク便は大丈夫でも、そのバイク便が襲われてカメラを奪われてしまうことはここブラジルでは十分あり得る。そうなると誰が責任を取ってくれるのだろうか? ブラジル人は頼むかもしれないが、日本人はまずいないと思う。僕が勝手に思っているだけなのかもしれないが、カメラは精密機械であるから、使用者と修理関係の人間が話をしながら直すものだと思っている。現に日本のサービス・センターでは、カメラの具合をいろいろ聞いて直してくれる。なぜこんなシステムにしたのか??
 去年、ニコンのサービス・センターがサンパウロにできて喜んでいた。これで安心して撮影ができると思った。僕は、長年ニコンのカメラを使ってきたが、このメーカーに一度も不満を覚えたことがなかった。日本で展示会もさせてもらったし、質実剛健な作りのカメラやレンズが好きだ。日本に帰るたびに行くサービス・センターでも親切、丁寧に仕事をしてもらって満足している。
 ブラジルのサービス・センターの、このシステムの変更には本当にがっかりしてしまった。日本のニコンへも、このシステムの変更を何とかしてほしい、との要望をメールでだしたが、セクションに回したとの機械的な返事がきて、それっきりなんの音沙汰もない。
 せっかく、サンパウロにまでサービス・センターを開設したのだから、利用者にもう少し使いやすサービス・センターにしてほしいものだ。もしかしたら、最初からサービス・センターではなくて単なる事業所だったのかもしれないが。もしそうだとしても最初の頃はきちんと受け付けてくれていたのだから、サービス・センターはあったのだろう。
 海外だから、いろんな問題はあるのだろうが、ニコンさんもう少し頑張って!

DSC_1923.jpg
朝の陽ざしは気持ちがいい


前のページへ / 上へ / 次のページへ

楮佐古晶章 :  
E-mail: Click here
© Copyright 2020 楮佐古晶章. All rights reserved.