12・4 見っけ ! (2013/12/05)
以前、リベルダーデの信号機のことについて書いたが、他の観光ポイントでも、見つけることができた。コパーンビル、イビラプエラ公園、テアトロムニンシパル、セ教会。いろんな場所で見つけるにつれ、ここの信号はどんなだろう? と見つけるのが楽しみになってきた。見ていると、白人系の青年がやはりリベルダーデの信号機の写真をとっていた。 初めは、またこんな無駄なものを! と思っていたが、実はそうでもなかったのだ。思っていた以上に、皆、面白がってみているのだ。このアイデアはサンパウロ独自のものだろうか? ブラジル人と言えば、独創性の塊のような国民に見えるが、意外にオリジナルティがなく、真似シーだと思う。イピランガ博物館の公園の庭はフランスの庭園を模倣したものらしいし、サンパイロのシンボルのひとつであるバネスパビルはエンパイヤー・ステートビルを模倣しているらしい。もちろん、とびきりとびぬけた独創性を持った芸術家や建築家も多い。 中国のように、模倣しても、「これは中国のオリジナルだ」なんていいはったりせずに、模倣したものは模倣したよ、とはっきりいう点が気持ち良い。そして、いいものはすぐに受け入れる点、この点は移民国家ブラジルの歴史的な長所ではないだろうか。 この信号機は海外のどこかのアイデアを真似をしたものだろうか?
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