12・15 日本、高知 (2013/12/16)
コンリンチャンスが優勝した去年のトヨタカップを観戦したブラジル人3人にあのときの感動を聞く、5分ほどの短い特集がニュースで流れた。 日本に行くために、一人は持っていたバイクを売り、もう2人目は、家族でディズニーランドに行くために貯めていた貯金を解約し、3人目は、婚約を取りやめ参加した。3人の一致する感想は日本に行って良かった、もう一度日本にいきたいというものだった。恐らく、去年日本に観戦に行った多くの人々はなんらかの犠牲を払って行った人が多いと思う。犠牲にもかかわらず、日本に行って良かった、と言うのを聞くと、嬉しいし気持ちになった。つい先日も、客船で日本に行った夫婦に、日本は本当に良かった。是非もう一度いきたい、という話を聞いて、日本が誇らしくなった。 しかし、今年日本に息子を連れていったときに、東京で超性格の悪い男性に会ったり、店やホテルで悪い対応をされたり、傘が盗まれたりすることがあり、日本人の質も落ちたな、とがっかりすることが多かった。たまたま、そうした人たちと遭うことが重なっただけかもしれないが、4,5年前に比べると、確実に利己的でオカシナな人々増えたように感じる。もっとも、それはブラジルでも同様な傾向ではあると思うが・・・。 今年、実家の高知に帰って、のんびりした親切な人々、おしい食べ物、自然・・・、生まれて初めて高知の良さを実感した。歳をとったということか? 都会のギスギスに疲れたのか? あるいはその両方か?
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