12・21 陽のある生活 (2013/12/22)
やっと、僕の住む建物の外壁の掃除が終わった。とにかく長かった、僕のアパートのある側だけでも半年かかった。その間中、織りの荒い薄い布で建物を多っていたので、せっかくの眺望も台無しであった。 いつも撮っていたベランダからの写真もこの布のおかげで、ずっと撮れなかった。それだけに終わるのを今か今かと待っていたが、なかなか終わらず、終わったのは半年、建物全体から言えば、1年である。日本なら3か月もあれば終えるのではないだろうか。 ただ、建物は27階もある高層アパートであるから、天気が悪かったり、風が強いとできない。登山用のロープや器具を使って数人のブラジル人がぶらさがりながら手仕事で洗ったり、ペンキを塗るのだから大変なことは解る。そのうえ、この建物は市の文化遺産に指定されているから、建てられた当時と同じように修復されないといけないらしい。でも、時間がかかりすぎである。 いつ掃除が行われるかわからなかったから、ずっとカーテンをしっぱなしであったが、これでおもいっきり陽の光を部屋にいれられるし、毎日、写真も撮れる。うれしい。これで魚たちも犬たちも亀たちも、思う存分太陽を浴びることができる。来年は光を浴びる良い年になりそうである。
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