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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
12・30 街のにぎわい [画像を表示]

12・30 街のにぎわい (2013/12/30)  もしかしたら今年最後の魚が入荷するかもしれないと言う話を聞いていたので、今年最後のメルカードに行く。途中の問屋街25・デ・マルソも、今年の売り納めをしたのか、3割程度の店はシャッターを下ろしている。買い物客もまばらである。
お金を持っている人は皆サンパウロ市内を既に脱出して国外や田舎に行ったのだろう。お金がなくても、無理をしてでもなんとかサンパウロを離れる人もたくさんいるから、今サンパウロにいる人々は随分減っているのかもしれない。
 お金に余裕がない人々は、後のことを考えもしないで借金をしてでも行ってしまうのだから驚く。
「1年もサンパウロからでなかったから、もう耐えられないわ。気持ちのリフレッシュに田舎にいかなくっちゃ」
 後でお金を返すのに大変な思いをするくらいなら、僕なら家で静かにしている。しかし、僕の知っているブラジル人たちはそんなことお構いなく行ってしまう。この辺は僕には理解できない。逆に彼らからすれば、じっと我慢して家にいる僕を理解できないだろう。楽しみに対する考え方の違いか・・・・。
 メルカードは、正月の買い物をする人々でそこそこの賑わいであった。魚売り場に行くと、残念ながら魚は土曜日にティラピアが入っただけで、もう来年の10日にしか入らないという。さすがにティラピアは買う気がしないので、肉を買い込み帰ってきた。
 気のせいか、今年の年末は去年に比べ、なんとなく町に活気がないような感じがする。それだけたくさんの人が旅行に出て行ってしまったのか? それとも景気がよくないのか?? 今年のクリスマスは去年に比べると売り上げがのびなかったとテレビのニュースでは言っていたが、景気はさがりつつあるのだろうか? 来年がちょっと心配である

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メルカードの魚屋。来年の10日まで゙魚は入らない。12日間も魚が食べられない。ショック!


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