1・4 夏本番まじか (2014/01/04)
夕方5時、アパートの外に出ると、うっとするような熱気に包まれた。年が明けてから、サンパウロにもやっと夏がやってきた感じがする。それまでは、寒いような暑いような、はっきりしないおかしな天気がつづいた。 朝6時の犬の散歩も、道路にある温度計も今日は25度を越えていた。高知で育たこともあり夏は決してきらいではないから夏らしい暑い天気になるのは嬉しい。しかし、あまりに暑すぎるのは、ちょっとうんざりしてしまう。 今年、夏に息子を連れて日本に帰国した際は、その暑さにうんざりした。冷房の効いた室内と屋外の温度差に身体がついていかなかった。息子は、冷房に慣れていないから、つけたままで寝ることはできなかったし、暑い日本の夏を息子と過ごすのは大変であった。そのうえ、高知、大阪、奈良、京都、東京と短期間に移動する旅であったからなおさらであった。 日本の湿気の多い夏に比べると、標高が約800mにあるサンパウロの夏は、もう少しカラッとしていて幾分過ごしやすい気がする。どんなに暑いときでも、22階にあるアパートの窓を開ければ風が部屋を吹きぬけ、今まで暑さで寝苦しく感じたことは年に1度あるかないかである。クーラーなんてまずいらない。もっとも日中はアパートではパンツ1丁で過ごしているが・・・。 メルカードでいきつけの魚屋のオーナーに「黒くなってるけど、海にでもいってきたの?」カタコトの日本語で言われた。自分ではまったく気づいていなかったし、ましてや海になんて行ってもいなかったので最初は何を言っているのかわからなかった。 よく考えると、逆光写真を撮るのが最近気に入って、ガンガン日が照りつける夕の逆光の中で写真を撮るので、すっかり日焼けしてしまったのだ。鏡を見ると確かに言われたように顔が黒くなっていた。 サンパウロもやっと夏本番になってきた。できればこれ以上暑くなってもらいたくないが、まだまだ温度はあがるのだろうな~。
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