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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
1・18 おいしいパンが食べたい [画像を表示]

1・18 おいしいパンが食べたい (2014/01/18)  僕が知っているパン屋では一番おいしいと思っていた、すぐ近所のパン屋のポン・フランセース(ブラジル風フランスパン)が、まずくなった。2か月に1回ほどしか食べないので、その真偽はあくまで自分の感覚であるが・・・。パリパリフワフワ感がなくなり、変な匂いがする。これじゃ、スーパーの不味いポンと変わらない。失望してしまった。
 友人の話では、ブラジルの作られるパンの小麦にはマンジョカの粉を何%かいれることが法律で義務付けられているらしい。おいしいパン屋はこの法律を守っていないのだ、と彼は言っていたが、この近所のパン屋も法律を遵守するようになったのか? あるいは、ドルの高騰から小麦粉が上がったために小麦粉の割合を落としたのか? なんとなく後者のような気がしないでもない。
 これほど不味くなったら、毎日食べている人は当然気づいてきっと文句をいっているだろう。「ブラジル人は味音痴だ」と知り合いの日本食オーナーが数年前にはよく言っていたが、海外旅行をする人々が増えた昨今、以前に比べると、味がわかる人が随分増えたような気がする。
 実際、このパン屋でも列に並んで自分の注文の番が来るのを待っていると、皆うるさいほどパンの焼け具合に対して注文をつける。「よーく、焼けたものね!」「ほんのちょっぴり焦げ目のついたもの」などなど。人によっていろいろであったが、かなり何度も真剣な顔をしてくりかえしていた。これほど煩く注文するということは焼け具合によって、随分味が変わるのだろう。今度食べ比べてみよう、と思っている。でも、測り売りだからもしかしたら、よく焼けたものほど軽いだろうから、それを考えてのことかもしれない?? 
 これほど皆うるさいのだから、とうぜん不味くなったことに文句をつけているはずである。また、もとのパンに戻ってくれればいいのだが。少しくらい上がってもいいから、おいしいパンを食べたい!

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最近、夕方には毎日スコールに襲われる。今日は、なんと3時に降り始め。午前中に用事をすます癖がついてきた


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