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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
1・20海外ニ住む者にとっての祖国

1・20海外ニ住む者にとっての祖国 (2014/01/20)  テレビのニュースを見ていると、ほぼ1日1回は日本のニュースが流れる。中国や韓国がなんだかんだ言っても日本はアジアの中心であるから、テレビ局の特派員はたいてい日本に住んでいる。そういうこともあり、どうしても日本のニュースは増える。
 今日は、和歌山の太地でのイルカ漁について。漁をしている様子を流した後、ブラジル人のグリーンピース関係? のインタビューを流した。続いて、ニュージーランドの浅瀬に迷い込んだクジラを救助している様子を流す。まったく悪意一杯の流し方。こいう番組をみれば、視聴者は嫌でも、日本は悪というイメージを抱くだろう。
 慰安婦、クジラ漁、イルカ漁・・・・、自国の問題はさておき、最近はどの国も日本叩きに走り始めているような感じがする。政治家たち同志の駆け引きがあるから、もしかしたら、自分達の失敗を自国民の目からそらすために、お互いの了承のうえ、行っているのかもしれない。靖国神社への首相の参拝なども、秘密保護法で首相の人気が落ち始めたとたんに起こした行動だし、既に人気のガタ落ちだった、韓国の朴大統領もこれで救われた感じだった。表だって新聞やテレビのニュースにはならないが日本に住む人ならだれしもがしっている裏の話がありそうだ。
 政治の世界を全く知らない一般人の僕には、政治家の駆け引きなど何もわからないが、祖国の悪いイメージをテレビなどで見せられるのは気分がよくない。この頃、世界中で中国人蔑視の番組やニュースが流され、その国に住む中国人が怒って訴えるという話をネットなどでよくみかけるが、その気持ちも分かる。海外に住んでいると自分の生まれた国をより意識するようになるから、たとえそれが真実であろうと祖国や同国民の悪口を聞きたくない。


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