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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2020/07/01)
1・23サンパウロノ都市機能 [画像を表示]

1・23サンパウロノ都市機能 (2014/01/24)  毎日、これでもかというほど強盗事件が発生している。
最近は店や屋外にとりつけられたビデオカメラでその様子が捉えられ、テレビで流される。見ていると、かなり暴力的な強盗が多い。お金や物を要求通りおとなしくわたしても、平気でパンパン撃つ。昔は、金を渡したにもかかわらず、撃たれたなんていうことは聞いたことがない。事件を起こす人間が、あまり考えもせず行動を起こす未成年が多くなっているせいだろう。中には捕まっても「どうせ明日には解放されるんだから」と知っているせいか、ヘラヘラ笑っている犯人もいる。大人が身を守るために、反撃して未成年の犯人に怪我などを負わすと罪に問われるのだから、この国の法律はどう考えてもおかしい。大人は黙って殺されろ! ということか? 
ブラジルは人権問題には非常にうるさく、過剰な未成年保護だけでなく人種差別などにも異常なほどの過敏である。人種差別発言でもしようことなら大変なことになるし、黒人やインディオなどの子孫には、大学入学などにも優遇制度がある。囚人と言えどもクリスマスには、家族と一緒に過ごせるように解放されるし、そのうえ、何人殺人を犯そうと、死刑になることはない。だから、凶悪な犯罪が増えるのだという人もいる。マラニョンなどの刑務所は横になるスペースもないほど、囚人が過密に詰め込まれているらしい。無期懲役で送り込まれて、そんなところで一生過ごさなければならないことを考えると、死刑になった方がましだ、と僕なんかは思ってしまう。
凶悪強盗犯の激増だけでなく、ショッピングセンターでは「ロレジーニョ」(ファンク(音楽)パーティを、ショッピングセンターの駐車場などで行う大勢の若者たち)と呼ばれる一部の若者たちによって集団強盗事件が相次、危なくてショッピングセンターにも行く気にならない。
強盗が多くてただでさえ外に出る気にならないのに、センテット(家なし住民)たちは、「住む場所をよこせ!」と、朝からデモをおこない、幹線を封鎖し、交通渋滞が起こす。そのうえ夕方にはスコールによって、道が水没し渋滞が発生する。
こんな状態で、サンパウロは都市としてよく機能しているものだと、つくづく感心してしまう。

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今日もあっという間に雨雲が広がり、大粒の雨が降り始めた


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