1・30暑さト偏見 (2014/01/30)
暑い! とは言っても35,36度くらいだから、40度を越えた去年の日本の夏に比べるとまだまだましなような気がする。ちょうど夏に日本に行っていたのだが、ほんと暑かった。暑い上に湿気があるから辛かった。サンパウロの場合標高約760mということもあり、からりと湿気が少ないせいか、日蔭やアパートの中は意外に涼しい。僕のアパートは22階にあり、窓を開けると、風が吹きにけるのでさほど暑いとは感じない。それに比べ、実家の高知はじっとりと暑く、毎晩寝苦しかった覚えがある。ただ、サンパウロの日差しは日本に比べ強いような気がするがどうなのだろう?? 街をあるくと、傘をさして歩く人がちらほらいる。日本のように日傘ではなく雨傘である。男も女も関係なく、雨傘をさして歩くのである。まあこれは、庶民が多いセントロであるから、お金持ちやビジネスマンが多いパウリスタなどに行くと、ちゃんとした日傘をさして歩いているのかもしれない。でも、ブラジル庶民は日傘の存在をしっているのだろうか?? 今度聞いてみよう。恐らくしらないような気がする。 街を歩くと、路上でアフリカ人のグループがアフリカの民謡ダンスをしていた。さすがのアフリカ人も、自分の番の踊りが終わると影に入って休むのを見て、アフリカ人もこの暑さはきついのだな、と思って見た。しばらくして、ふっとおかしくなった。ブラジル人が、日本人は誰でも魚好きと思っているのと同様の単なる偏見だということに、気づいたのだ。 日本のニュースサイトを見ていると、韓国人と中国人の偏見、「日本=悪」ノニュースが本当に多くなり見ていてうんざりしてしまう。幼いころから、学校の教科書などで日本=悪と教えられて育つのだから仕方のない事だろうが・・・。はっきり言って、ブラジルでは中国人も韓国人もあまりよく思われていない。今まで彼らのことをよく言うブラジル人に僕はあったことがない。おそらく商売ににきつく、威張った態度を取るからだろう。外国人が自分らを嫌っているということを考えたことがあるのだろうか? それにもかかわらず、国内ならいざしらず、金を使って国外で反日本キャンペーンを行う厚顔無恥には呆れてしまう。
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