2・5 ワールドカップまじか (2014/02/05)
ワールドカップまであと4か月あまり。巷でワールドカップグッズが見かけられるようになってきた。 たまたまメルカードのお土産さんの前を通ったので覗いてみると、ワールドカップもブラジル代表のサッカーシャツ、マスコットのフレコ人形(アルマジロをキャラクター化したもの。フレコは、ポルトガル語でサッカーを意味する「futebol」と、エコロジーを意味する「ecologia」を組み合わせた造語らしい)などなどがびっしりと並べられている。買う気もなかったのだが、シャツはいくらかと聞いてみた。62レアルだという。思ったより安い。 「オリジナルよ。ワールドカップがちかくなったら、もっと高くなるわよ! 卸が高くするから仕方ないのよ・・・」申し訳なさそうにオーナーらしき白人系のおばさんがいう。 もしこのシャツが本物だったら、この値段だったら十分安いと思う。 まだスタジアムもできていないところがあるようだし、町からスタジアムまでの交通機関の整備はどこも全然らしい。そのうえ、ワールドカップ反対抗議デモが各地で起きているし、治安も悪化している。最近では、あまりの強盗事件の多発に夜レストランで食事もする気にもならない。さらにさらに、期間中飛行機代は10倍(サンパウローリオ間)ちかくも上がってしまい、ホテルなどの宿泊施設ものきなみ高騰している。こんな所にきたら世界各地からの客はがっかりしてしまうだろう。 友人曰はく「ブラジルは、カーニバルしかり、いろいろなイベントしかり、いつも最後の最後に帳尻を合わせて、うまくやるから大丈夫でしょう。政治家などもそう思っているようですよ」 確かに、ブラジルの最後の帳尻合わせのうまさは認めるが、いろいろなボロが出て、オリンピックに響くのではないだろうか? 無事ワールドカップが終わることを祈りたい。
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