2・19 印象 (2014/02/20)
リベルダーデを歩いていると、英語が耳に飛び込んできた。 そういえば、カーニバルがもうすぐだ。さすがにWカップには早すぎる。その後、数人の旅行者らしい欧米人をみかけた。リベルダーデは、今やサンパウロの重要な観光ポイントになっているのだ。 欧米人の白人とブラジルの白人とはなんとなく雰囲気が違うのでわかる。欧米人、特にヨーロッパ人は透き通るような白さがあるし、素振りや顔つき、目の光になんとなく知的な雰囲気が感じられる。もちろん、ブラジル人の中にもヨーロッパ人と見間違えるような雰囲気をした人もいるが少ない。 最近、急激にサンパウロに増えたアフリカの黒人も、ブラジル人の黒人とは雰囲気が違う。ブラジルの多くの黒人は顔にいつも笑みを浮かべ人のよさそうな顔つきをした人が多い。なにより、肌の黒さが違う。ブラジル人には、アフリカ人のように漆黒の肌をした人は少ない。アフリカの黒人は、目つきが鋭く、顔が怖いせいか、気軽に話しかける気にならない。もちろんポ語が母国語以外のナイジェリアあたりから来た人々が何を話ているのか、解らないこともあるが。アフリカ人はたいてい数人で行動し、皆ブラジル人のようにデブデブ太ってなく引き締まった身体をしているから白人以上に解りやすい。 東洋人も中国人をはじめ増えた。韓国人は目つきが鋭く冷たい感じがするし、中国人の多くは、服装、顔つき、大声で話して煩いなど、まだ田舎臭さが抜けていない。日本人は先の2つの国の人に比べると、まだ親しみやすい顔をしていて、知的な感じを受ける。まあ、これは自分が日本人だから、日本人びいきな見方をしていることは十分ある。しかし、最近、韓国人なのか、日本人なのか、中国人なのか、顔や服装を見ただけでは解らない人も多くなったような気がする。 あくまでも、ブラジルにきた人々の僕の印象である。少しはあたっている部分もあるのではないだろうか?
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