今日は、朝からどうも腹立たしいことがおおい。もっともブラジルで暮らしていると、短気で煩いぼくのような人間には腹が立つことばかりではあるが・・・。 散歩をしていると、前方に5人の男女が横一列で道いっぱいになって,ほぼ道をふさいで歩いていた。別に彼らだけでなく、ブラジル人達はいつもこういう歩き方をする。何故道いっぱいになって話しながら歩く必要があるのか？　他の人が通れないではないか！　日系人にこのことを話したことがある。すると彼は笑いながら「ブラジル人は人の迷惑を考えないからね～」と言った。見ていると、道いっぱいになって歩いている人たちに誰も文句も言ってない。端の空いたところを通り過ぎている。まったくおかしな人種である。道いっぱいになって歩いている方は、おそらく何も考えてなく、悪気もいっさいないのだろう。こんな相手に腹を立てて余計なエネルギーを使うのもばかばかしいので「まったくバカなブラジル人はしょうがない！」と一人ブツブツいいながら、空いた隙間をすり抜けた。 　オルガニック市に行くと、先々週頼んでいた卵がなかった。あれほど言っておいたのに！それどころか、「先週こないから他の人にうっちゃったわ」とババは憤然といっている。 「先々週言ったじゃないか、来週はこられないから次の週にもってきてよ」って。それでいいよ、いいよ、と言って受けたのにもかかわらずこのざまである。「バカなブラジル人に腹を立てて文句を言っても始まらない。まともにきちんしたことができないアホが多いから仕方がない」そう文句を言いたかったが、相手は頭の固いババだし言葉をぐっと飲み込んだ。でも、せめてできないならできないと言えばいいのに！　受けるからいけないのだ。もっとも、こうなることは今までの経験から初めから想定済みだった。それなら、約束をしなければいいのかもしれないが・・・。 　本当にブラジル人はバカが多いと思う。そういう人間たちに接触する度に腹を立てるのは疲れるので、心の中で「あ～、またバカのブラジル人は・・・」と思い、怒りを表面に出さないようになってきた。 　ブラジルから、移住した日本人一世のみならず、ブラジル生まれの日系人、非日系人がたくさん日本に出稼ぎに行ったが、そうした人たちはちゃんと仕事ができたのであろうか？　現地のあまりにバカなブラジル人達を見ていると、とても仕事ができたとは思えない。もっとも、出稼ぎにいくブラジル人は優秀な人が多かったのかもしれないが・・・。 　と、ここまでブラジル人はアホだ、バカだ、と書いてきたが、どんどんブラジル人化している僕自身も、きっとどんどんアホになっているだろう。まったく天井にツバを吐きかけているようなものである

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