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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2020/09/20)
3・1犬も歩けばタコにあたる [画像を表示]

3・1犬も歩けばタコにあたる (2014/03/01)  今年はCarnaval de Rua を中心に撮ろうと思い先週あたりからヒイヒイ言いながら、いろんなところに行っている。
新聞やサイトにも、どうもはっきりした住所と時間が書いていないのでなかなか大変だ。木曜日に行ったビッシーガでは、トリオエレトリコ(スピ-カーを積んだトラック)があり、それらしき人間もいったりきたりしているものの、なかなか出発しない。新聞には5時からと書いていたのに、6時を過ぎても7時を過ぎても出発する様子がない。やっとマイクで9時に出発というアナウンスがあった。とてもあと2時間も待ち続ける根気はなかった。それなら初めから9時と書いとけばいいのに・・・。恐らく、主催者さえも、その日になるまで出発の時間が解らなかったのではないだろうか、そんな感じがする。僕が尋ねた打楽器隊のおじさんは、「ノン・セイ(知らない)」を繰り返すばかりであった。
そして、カーニバルの開幕の日、新聞でうちのすぐ近くの橋の上でブロッコがイベントをすることを発見! そういえば、毎年カーニバルの時期に、橋の上にたくさんの人が集まっている。小さな舞台も造られていたので、新聞に書かれた予定時間より30分遅くいったのだが、始まったのは9時過ぎ。もう10年続けているそうで、観客もびっくりするぐらい多く、ほとんど身動きが取れず肝心の本番が撮れずに沈没。本番が行われると思っていた場所で行われないで別の場所であったのだ。読みがあまかったのだ。
そして今日は、サンタシシリアの方に行って、なんとかブロッコの集まりをみつけが、打楽器隊もなければ何もない、ただ人が十数人集まっているだけのブロッコ? だった。写真を撮るのも恥ずかしく、近くのバールでカフェを飲んで帰った。
しかし、最初からこうなりそうな予感があったので、ダメだったら、同じ地区でやっている日本の写真家、細江公民の写真展に行くつもりをしていた。実は、細江公民の名前は知っていたが、作品については見たこともなかった。なんとも日本的な陰湿さがじとっとする、芸術!っという感じの展示会であった。写真の展示も障子や鏡を使ってなかなか面白い展示会だった。なんとなく、今後の僕の自身の作品を撮るうえで、ヒントがあるような気がした。日本人のじとっとした陰湿さと、ブラジル人のアッケラカンとしながらもその陰に潜む陰湿さ、そういう写真かな、という気がする。
そんなことを考えながら、外に出ると、タコ人間たちがいた。面白い!! 「あなたも聞いてよ!」というので、ヘルメットから伸びたタコの足のような管を耳に当てて聞くと「私はポーボ(タコ)よ・・・、ありがとう。さよなら」いろいろ喋ってくれたのだが、写真を撮ることに頭が飛んでいたので何を言ってくれたのかよくわからなかった。でも非常に面白かった。犬も歩けばタコに当たるである。やはり、どんなにダルくても面倒くさくても、動くことは大切である。

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