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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2020/10/22)
3・2 カールナバル [画像を表示]

3・2 カールナバル (2014/03/03)  もう、20年以上、サンパウロに住んでいた居るが、Carnaval de Rua(街のカーニバル
)をこれほど見に行ったことはなかった。サンボドロモ(カーニバル会場)で行われるパレードと比べると全然ショボイし、華やかさも色気もまったくない。そんなCarnaval de Ruaにはまったく興味が湧かず目もいかなかった。今年はどこも行く予定がなかったので、カーニバルはゆったりと寝て過ごすつもりだった。ところが、カーニバルの一週間前に行ったプレ・カーニバルが意外に面白かったので、今年はCarnaval de Ruaを回ってみようと言う気になった。
回っているうちに今まではショボイと思っていただけの衣装も、そのショボさに不思議に味を感じるようになってきた。金がないならないなりに、自分らのできるカーニバルをやろうとういう気持ちが伝わってきたし、サンボドロモで行われる行進のようなピリピリした雰囲気も全くなく、自分らが楽しむためのカーニバルという姿がいい。
サンボドロモのパレードは、1年をかけて作り上げられたもので、豪華な山車、迫力満点のバッテリア(打楽器隊)、超セクシーな踊り子、・・・、完全にショウ化されたパレードはプロの舞台である。見ていても楽しいし、その豪華なパレードに驚くことさえある。そのパレードに関わる人は少しでも点をあげるために必至で、パレードが上手くいくようあらゆることに手をつくす。カメラマンなどは邪魔な最たるもので、ほとんど暴力的に排除する。カメラマンも他のカメラマンよりも少しでもいい写真を撮りたいからギリギリまで入り込み、パレードの邪魔をするから、お互い様ではあるのだが・・・。僕も何度暴力的に排除されたことか。一度などは背中にしょっていたデイパックをつかまれて振り回されたこともあった。あまり暴力的にやりすぎると、テレビや新聞で報道され、点数に響くこともあるので、今は昔に比べると少なくなってきたようだ。1年という歳月と莫大なお金をかけての、晴れ舞台の行進だし、主催者にとってはできふできは死活問題だから、気持ちは十分わかるのだが、こういうピリピリした雰囲気と暴力的な雰囲気がいまいち好きになれなかった。でも、人々の真剣で必死な姿には、心に響くものがあったことは確かだ
 Carnaval de Ruaは、ショボイし、始まり時間など超適当だし、あまり絵にもならないが、自分らが楽しみながらやっていることはよくわかる。こういうカーニバルもいいな、と今は思っている。

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