3・8製品ノ信頼性 (2014/03/09)
机の上に置かれていた、息子のSONY製のスマホが目に入った。画面の3分の1ほどが黒くなっていた。もう、壊してしまったのか。確か去年の9月ごろ買ったはずである。 「もう、壊したのか・・・・」と息子に言うと、「落としたら、そんなになったんだよ」 大切にしないからだ! という前に「友達たちも持っているけど、皆同じようになっているよ。他のメーカーの機種はこんなに弱くないよ。僕らの間ではSONYは弱いことで有名だよ」と先に言われて、もうそれ以上何も言えなかった。もちろん落とした時の打ち所が悪かった等の問題があるのだろうが、友達の間でもSONYの弱さは有名とは・・・。 去年、買ったばかりのレンズを仕事中に落として壊れてしまったことを思い出した。8万円のレンズ。レンズとしては安い部類だが、8万円という金額は僕には大きい。直そうと思って、サンパウロのNIKONに、修理に出そうとしたら、事務所の入っている建物の下にきているにもかかわらず、電話でしか受け付けてないと言われ、電話をかけると「直に受け付けません。バイク便で送ってください」と機械的に言われ止めた。 いくら面白い製品を作っても、製品の信頼性が低かったり、アフターケアーが悪いと次第に売れなくなっていくだろう。今、SONYは赤字らしいが、この辺が大きく影響しているのではないだろうか? NIKONにしても、カメラの売れ行きが世界で落ちている中、きちんとしたアフターケアーをしないと、今後どんどん落ちて行くと思う。 2000年以降、日本製品の信頼性が本当落ちたと思う。昔は、いろんなモノがなかなか壊れなかったが、今は高いものでも一度落としただけですぐ壊れてしまう。今まで、買うものはできるだけ日本製と思っていたが、高いお金を出してもすぐ壊れるのなら、もっと安い中国製の、そこそこのものを買った方がいいような気がしてきた。日本人の僕でさえそう思うのだから、外国人はもっとそう思っているだろう。製品の信頼性を取り戻してほしい。信頼性の低いと、海外では中国製や韓国製と同じようなモノである。同じなら高い日本製は誰もかわない。
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