3・11水漏れ疑惑 (2014/03/10)
また、水漏れがしている、と下の階からの苦情。「どこからしているか知れべたいから、便所の水も、台所の水もすべて止めて欲しい」とのこと。去年末にも同じことを言われ調べたばかりなのに・・・。 うちのアパートの建物は、築60年、市の文化遺産にも指定されているような古い建物なので、水道管、下水管がもうボロボロなのだ。僕のアパートも何回工事をしたことか。すべての配管を新しく取り換えているから、もう水漏れはしないはずである。 数か月にわたっての水漏れに隣下階の女性はもうカンカンで、何度も上のアパートに訴訟を起こしているらしい。隣のアパートは「工事をしたから、もう漏るところがない」と言い張っているらしい。そんな訳で、隣下階の水漏れにもかかわらず、うちのアパートも疑われているのだ。そのおかげで土曜日、日曜日と便所の水さえ使えなかった。結果、下階の水漏れは、続いたままであった。やはり、水漏れは隣のアパートであったのだ。しかし、修理人はなかなか、うちのアパートからの水漏れの疑いをぬぐいきれないようで、月曜日の3時まで水を通すのを待ってくれという。どこからも水が流れてきていないのに、何処から水が来ているというのだ。カッときて、言い返そうとすると、隣にいた彼女が袖をひっぱる。確かに言い過ぎて、修理人と喧嘩になるのは、得策ではない。だまって引き下がったが、いったいどうゆう頭をしているのだろうか? ポ語のヘタな僕の喋り方はブラジル人からすれば、喧嘩腰のように聞こえるらしい。ブラジル人は直接に言えば1分もかからないことを、ああだこうだ、と回りくどくしゃべる癖がある。そういう話し方を聞いていると、余計に腹が立ってくるし、理論的に話さないで訳のわからないことをくっつけて話されると言いくるめられているようでこちらは気分が悪いし、イライラしてくる。「結局いいたのは○○だろ!」という言い方をするから相手もむっとするのだろう。しかし、実際訳の分からないことを言ってケムに幕奴が多いだけに要注意なのだ。 結局、下階の水漏れの様子を見につき合わされた。水滴が止まることなく、天井にあけられた穴から滴り落ちていた。こんなことを僕に見せられてもどうしようもない。「うちは、すべて水を止めているのに何処から水が流れるんだ」というとさすがに、誰も何も言い返すことができなかった。まったく時間の無駄につき合わされてしまった。
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