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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2020/09/17)
3・12 カーニバル後 [画像を表示]

3・12 カーニバル後 (2014/03/12)  テレビのニュースによると、来年から、サンパウロのCarnaval de Ruaはすべてのブロッコが登録しなければならないそうだ。地区の住人から、騒音、交通渋滞の苦情が殺到したらしい。大きなブロッコになると数千人が集まり、警察も警備にあたっていたから、連絡は入れていたとは思うのだが、実際はどうなのだろう。僕のみたブロッコは小さなものでも少なくとも100人以上は集まっていたから、もし、登録や連絡なしに、勝手にやって道路を封鎖していたのなら、例えカーニバルだといえども驚くべきことだ。
 以前にも書いたが、今年のCarnaval de Ruaは、例年以上に盛り上がっていた。300ちかいブロッコが街に繰り出したそうだから、確かに、その周辺の住人にとっては迷惑な話だ。うちのちかくでもいくつかのブロッコが行進を行っていたが、音が聞こえる度に階下に降りて、写真を撮っていたので僕自身はさほど騒音と感じなかった。でも、もし、そんなことをせずに、本でも読んでいれば、煩くてきっと頭にきたと思う。なにしろ、打楽器隊の音は、遠くできくと騒音にしか聞こえないし、ガンガンにスピーカーの音量をあげて歌うからたまらない。
 なかなか終わらない行進に頭にきた、酔っ払いの運転手が、人混みの中に突っ込み、数人の重軽傷者がでるとい事件もあった。運転手は怒った群衆に車内からひきずりだされ、リンチにされかけ、車も破壊された。
 ビール缶を片手に踊る人々の様子をみていると、かなり憤懣が溜まっているように感じた。先日リオの清掃人がストを決行し、40%近い給料のアップを獲得した。もごね得ということが解り、おそらく、右に倣えで、他の会社や政府機関の他部署の人々が、これからどんどんストを行うだろうから、物価は上昇していくだろう。そうなると、人々の生活はますます圧迫され、憤懣は溜まっていく。治安が悪く、ただでさえ住みづらい環境なのに、いったいどうなるのだろう。最近、何があってもおかしくないほど治安が悪化しているので、毎日薄氷を踏む生活をしているような感じさえするのに、これで物価がさらにあがればたまったものではない。

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