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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2020/09/17)
3・13 反Wカップ

3・13 反Wカップ (2014/03/14)  夕、Wカップ反対のデモがあった。今回は約1500人近い参加があったようだ。それに対する警察の警備は1700人。それでもブラックボックスの破壊行為があったが、さすがにそれほど被害はなかったようだ。
 スタジアムも70%以上ができ、開催3か月前になったのだから、今更反対しても仕方がないと僕なんかは思ってしまう。それよりは、少しでも海外から客がくるようにしてブラジルが潤うようにした方がいいと思う。使ったお金は返ってこないのだから。
 しかし、ブラジル人達の考え方はすこし違うようで、世界から注目が集まっている、今、反対運動をして、少しでも良い条件を政府から引き出そう、と思うらしい。政治家は、私腹を肥やすことしか考えていないから、いつもは、どうやって国の金を横領するかということと、国民から金を巻き上げることしか考えていない。それだけに、Wカップ、選挙と続く今が国民の要求を訴えるのに絶好の時なのだ。
その気持ちはわかるが、Wカップがこけたらオリンピックにも大きな影響がでるだろうし、世界の信用がガタおちになるだろう。そうなると、Wカップ、オリンピックがあるから大丈夫だろうと集まっていた世界の投資が引き揚げてしまう可能性もある。ブラジル経済が傾くと当然、国民の生活も苦しくなる。
FIFAは、ブラジルでのWカップは、Wカップの歴史上最悪だと言っているらしい。南アフリカでさえ、前年にあるコンフィデラソンの試合はちゃんと予定のスタジアムでできたのに、ブラジルは本番開催の3か月前になってもできてないスタジアムがあるのだから。
こんなことになってしまったのも、政治家や資本家がよってたかって横領してしまったからである。クリチバは一番完成が遅れているスタジアムであるが、スタジアムの建設資金を使って、サッカークラブが有力選手獲得したという疑惑が流れている。おそらくどこの開催都市もこんな感じであろう。自分達の血税が横領し放題されているのだから国民が怒るのも無理はない。スタジアムができるのが遅延したために、さらに資金の投入をした所も多い。病院や学校はなかなか造らないのに、スタジアム建設には簡単に金をだす。こうなると怒らない方がおかしい。きっちりと責任追及はすべきだと思う。もっとも、Wカップが終われば、すべてうやむやになってしまうだろうが・・・。
以前は横領があるたびに「ブラジルの政治家はこれだからね~。仕方ないよね」と他人事のように笑ってすましていた人々が多かったが、さすがに今度ばかりはそんな人は見かけない。


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