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     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2020/07/07)
3・30エロチカ・フェアーに見るセックス感 [画像を表示]

3・30エロチカ・フェアーに見るセックス感 (2014/03/31)   今年で3回目のエロチカ・フェアーが行われた。
去年、おと年といくことができなかっただけに、今年はなんとか行ってみたい、と思っていた。しかし、サイトで調べると、入場料60レアル(約3000円)と少々高い。そのうえ、ちょっと交通の不便な会場で行われるらしいことを知って、躊躇してしまった。去年行ったという中年男性の友人に、「行く価値はあるか」と聞くと、顔くずして「十分あるよ」と言ってスケベ笑いを浮かべた。その笑いを見て行ってみようと決意した。
 友人のスケベ笑いを思い出しながら、重たい身体にムチ打って出かけたものの、メトロを降りて迷ってしまう。バス乗り場のインフォメーションの若い女性に聞くが、まったく要領をえない。2度も3度も「エロチカ・フェアー」というのも恥ずかしいし、途中であきらめた。だいたい「エロチカ・フェアー」なんて誰も知らない。会場の名前を言って、人に聞き聞き、やっと会場にたどり着いた。60レアルも払ってフェアーに行くような庶民はほとんどいないようで、歩いて会場まで行く人は僕が見る限りでは1組しかいなかった。皆、車やタクシーでどんどん乗り込んでいた。
ブラジル人はギリシャについで世界で2番目にセックス好きな国民で、週平均2回以上セックスをするというデーターがサイトに出ていた。もう少し、セックス・フェアーに関心があってもよさそうなものだが、やはり庶民と余裕のある生活をする人々との間では、セックスに関する考え方に差があるようだ? お金に余裕のある人々は、お金を払ってでも、セックスにさらなる快楽や欲望をもとめるが、庶民にとってセックスはごくごく日常的な行動で生活の一部であるから、そこそこの快楽をもとめれればいいのだ。会場に辿りつくまでに、その辺の温度差を強く感じた。
会場に着くと、客の半分以上が女性なのには驚いた。約70店の出店は、どこもたいてい女性の売り子を置いていて女性客が気軽に説明を受けれるようにしていた。説明を熱心に聞く女性客が一杯で、僕もいろいろ聞きたかったがとても入り込む余地はなかった。シリコン製ペニスや、どうやって使うのか見当もつかなリングを、綺麗な女性がきゅうりでも手に取るかのように握しめ、係りの人間に話を聞きいている様子は、不思議に違和感がなかった。おそらく女性たちから恥ずかしさを微塵もかんじられなかったからだろう。街にあるセックス・ショップは、こうはいかない。どこか暗い雰囲気があるので、男の僕でさえ入りずらい。ましてや女性ならもっと恥ずかしくて入ることさえできないだろう。
シリコン製の大きなペニスは女性よりも男性が購入するという話を聞いてちょっと驚いた。ブラジル男性は、風俗店でアナルに指を突っ込んでくれ、と頼む人が多いらしい(さすがに、嫁さんに、指を肛門に突っ込んでくれ、とは言えないから、風俗店で頼む人が多いようだ)から、それも納得がいく。
日本で一度、秋葉原のセックス・ショップに行ったことがある。ありとあらゆるセックス器具、それもオタク系の機器が多くて驚いたものである。結構外国人のカップルがいて熱心に見て購入しているのが印象的であった。今回、日本のメーカーも出展しているかと探したが、中国のメーカーが2,3出展しているだけで残念ながら日本メーカーは見られなかった。ブラジルはいろんな意味でセックス大国であるから、今後セックス機器、特に女性用の販売は十分に可能性があると思うのだが・・・。
会場の隅に、小さなキャビネットがならんであり列ができていた。看板を見ると「お遊びの部屋」と書いてある。男性用と女性用があり、女性用は列ができているのに、男性用はがらがらだ。係り員に請われるまま、キャビンに入ると、20代くらいのミニスカート姿のかわいい女性が入ってきた。「写真はダメ、触っちゃダメ」と注意を受け、言われるままに長椅子に横たわると、お尻を僕の大腿部にスリスリしてくれた後、顔を近づけてきたのでキスでもしてくれるのかと思ったが、さすがにそんなことはせず、耳タブを2,3度カミカミしてくれた。それはそれで、心地よかったが、それ以上に自分の体臭が気にかかった。普段、香水などまったくつけないから、もし臭かったらと思うと恥ずかしくてしょうがなかった。もう、老人に片足を突っ込んだような年齢であるから、自分が気づかないうちに老人臭があるかもしれない。そろそろ、体臭消しに香水でもつけた方がいいな、とつくづく思った。3分もたたないうちに終わり、外に出ると、相変わらず女性用は列ができている。よく見るとおばさんも結構いる。女性用にはムキムキの上半身裸の男性がお相手するらしい。離婚が多いブラジルでは、おばさんたちには結構欲求不満が多いのかもしれない。最近聞いた話では、こうした欲求不満の女性向けに女性用の風俗店も町にはできているらしい。
舞台では、ヌードショーや絡みショーがあるらしいので行ってみると、ショーボーイズ呼ばれる、筋肉ムキムキ男たちによるストリップショー(パンツは脱がなかった)が行われていた。若い娘もおばさんも、黄色い声を出してのりにのって盛り上がっている。中には、ゲイらしき男達もいて一緒になってガラガラの黄色い声をあげている。ショー・ボーイが、舞台に上がった一般女性の臀部に股間をぶつけるような力強い腰の動きををすると、女性たちはうらやましさと嫉妬の入り混じったような歓声を上げる。ブラジルでは筋肉ムキムキのマッチョな肉食系男がモテルのだ。日本のほっそりした草食系男性は、きっとゲイたちにオオモテになるだろう。ブラジルにはおそらくホストクラブと言ったものはない? ようだが、こうしたショー形式の男性ストリップハウスがあり女性たちには大うけらしい。もし日本のホストクラブのような店ができれば、それはそれで受けるだろうが、たぶん、ゲイたちも大挙してやってくるような気がする。テレビのニュースで流されたのを見たが、女性用の男娼館のような風俗店があるらしい。
フェアーで、ブラジル人のセックスに対する趣向、特に女性の趣向を垣間見ることができなかなか面白かった。確かに行った甲斐は十分あった。今後、セックスに対するオープン化がますます進み、女性と男性の垣根がどんどん低くのではないだろうか。


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