5・2Wカップどうなる? (2014/05/02)
サンパウロノカンタレイラ貯水池の保水量が11%を切ったらしい。12%を切るあたりの頃は、テレビのニュースでしつこいほどに危ない! 危ない! と言っていたのに、11%を切ったにもかかわらず、国内ニュースではさらりと流すほどにしか報道されていない。本当に危なくなってきているのかもしれない。水が危ないことに関しては、僕が見る限りでは日本のサイトで見当たらない。 蚊が媒介するデング熱は、サンパウロ州では去年のこの時期の約2倍の人が感染し、国内ニュースでは盛んに取り上げられているが、日本のニュースサイトでは、まったくといっていいほど見かけない。デング熱を検索してみると、死ぬことはあまりないと書かれているが、サンパウロ州では子供やお年寄りが何人か死亡している。混乱を招くことを配慮してのことかもわからないが、もうW杯まで1か月少しなわけだから、これらの情報を提供するべきだと思う。Wカップが近づき、いろんな規制がかかっているような気がする。ちょっと考えすぎか・・・。 これらの情報を前もってしっておけば、それなりの対策をたてて来る人もいるだろうし、ブラジルに着いてからも、蚊に気を付けたり、サンパウロに来る人はできるだけ水の消費を控えようとする人もいるだろう。 なんとかスタジアムも間に合いそうだし、開催はできるだろうが、スタジアムまでの交通機関の整備はほとんどなされていないし、最悪の治安、物価高、そのうえデング熱に渇水・・・、ちょっと考えただけでもいろんな問題が噴出しそうである。ここまで来たら、ブラジルWカップ開催に幸運を! としかいいようがない。
 | この頃、夕焼けの色がきれいすぎる。それだけ大気が汚れていると言う事か? |
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