5・11 ブラジル人ノ好きなものに対する意気込み (2014/05/11)
今週のイベントを新聞についてくる小冊子をみていると、なかなかよさそうなコンサートがある。ピアニスト・内田光子、バイエルン交響楽団、指揮者マリス・ヤンソスと有名どころノオーケストラ。アメリカからもAu Revoir Simone と Cibo Mattoがやってくる。 両方とも行きたかったが、チケットを見ると安いのが残っていない。結局、風邪をひいていて体調がイマイチということもあり、2つともパスすることにした。残念だ。 普段、まったく音のない生活をしているが、生演奏を聴きに行くのは結構すきなのだ。ロクに音楽の事なぞしりもしないのに、生のショウに行きたいなんて、贅沢な! と思われるかもしれない。随分前にキタロウのサンパウロ公演を聴きに行った。翌日、気分があまりに爽快で驚くほどだった。その後も、大野和夫のダンスやトッキーニョなどのショウに行った翌日は同様に気分が良かった。一流と呼ばれる人たちの演奏や舞台は気分を爽快にしてくれることに気づいた。それからお金と時間が許せばできるだけ生で見るようになった。 しかし、ブラジル人の、一流ノ、ショウや舞台などに対する鼻はおどろくほどよく、あっという間に安いチケットは売り切れてしまう。無料となるとましてやで、普段はなかなか約束の時間も守らないブラジル人が2時間以上前から並ぶ。ブラジル人の自分の好きなことにかける情熱にはまったく頭が下がる。 生活に余裕のない僕は、彼らの情熱に打ち勝たなくては、一流どころのショウには行けない。今後良い手段を考えなければならないと思っている。
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