5・14 少しは良くなっているブラジルノ治安? (2014/05/13)
今朝、メルカードに行くと、ブラジルの国旗がたくさん飾られていた。そろそろWカップまでひと月だから、飾りつけがされたのだ。 日本では高級観戦ツアーは売り切れて、キャンセル待ちだと言う記事がサイトにのっていたが、その一方で外務省がブラジルの治安が悪化しているから気を付けてとの注意勧告が今ごろあったりする。アメリカやフランスなどは既に数か月前からしているようであるが・・・。 この治安の悪いブラジルにきて大丈夫なのだろうか? と思って、日系人の友人に聞いてみた。 「治安よくないよね」 「よくなってるよ」 「???」 確かに、道路での強盗や殺人事件は相変わらずつづいているがレストランを客ごと襲う「ハストン」があった、というニュースはめっきり少なくなった。まったく聞かなくたったというほどではないが、去年末の毎日どこかのレストランが襲われていた時期に比べると雲泥の差である。 「警察が、Wカップに向けて、強盗グループを割り出して、どんどん逮捕して刑務所送りにしているからだよ」 「ウムム。確かにありえないことではないよね、最近ハストンのニュースも見ないし信憑性は十分ある・・・ ということは治安がよくなっているんだね!」 「Wカップが終わるまではよくなっていくだろうね。だけど終わったら、捕まえた強盗を放すから、また悪くなるって皆いっているよ」 「なるほど~」
ということで、今サンパウロは少しずつ治安が改善されているようである。しかし、数年前に比べると確実に悪くなっている。以前は、ほとんどの強盗は拳銃なぞ持っていなかった。それが、今や、ほとんどが持っていると言っても過言ではない。それも半分は未成年で成人に比べ、残忍で、すぐ発砲する傾向にある。カッとしたり、腹がたっただけで、ポンポン撃ち、ガソリンを振りまいて火をつけたりする。治安が少しは上向いているとはいえ、決して油断はできない
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