5・24 オリジナルノ持つ魅力 (2014/05/23)
MISの5月の写真展に行った。 思っていた以上に良かった。4人の有名カメラマンの写真が展示されていたが、グレゴリー・クリュードソンとロベイロ・ブラガの作品は僕自身の写真の撮り方をある意味覆すほどのインパクトがあった。どちらも日本では知られていない写真家のようで、僕は今までまったく知らなかった。 サイトでしらべるとグレゴリー・クリュードソンは「演出を行う"ステージド・フォト"の代表作家です。"Natural Wonders"、"Hover"、 "Twilight"、"Dreamhouse"などのシリーズがあり、2003年からは"Beneath the Roses"シリーズに取り組んでいます。 作品はオークションなどでも取引されてる人気アーティストです」 大規模なセット、60人のスタッフを使って撮った写真は、見るものを圧倒する。絶対僕には撮れない写真ではあるが、映画のイチシーンのような写真を撮ることを目指してきた僕には参考になる所が多かった。 ロベイロ・ブラガは、バイア出身のブラジル人の写真家で、ケニアでマサイ族を撮った写真を展示していた。逆光の写真はほとんど被写体の顔を潰れているが、大判伸ばしの白黒写真はどれにも不思議な静寂が漂っていた。 ここ最近、ずっと町での逆行写真を撮り続けていたので大いに参考になった。ついつい写真集も購入。オリジナルもつ魅力はオリジナルでしか味わえない事を実感した。
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