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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2020/07/13)
6・4 メトロスト

6・4 メトロスト (2014/06/05) 今日は朝からメトロがスト。テレビのアナウンサーもメトロ労働組合の利己的なストに腹を立てているようで、組合の長の電話インタヴューも妙に冷たい。
「それでは、要求額以下は受け付けないのですね」
「・・・、まあ・・そうですね。・・・」
「そうですか。どうもありがとございました」とこんな具合に冷たくそっけない。組合側は約35%の賃上げを要求していたらしい。その後、交渉で大分落としたようだが、それでもインフレ以上の値上げで、さらに、昼飯代などの上乗せがあるらしい。
組合と交渉する州政府側の長、州知事にも電話インタンビューがされた。もともと悲しそうな表情のアレキミン知事が、さらに悲しそうな顔をして、切々とメトロ組合側が、いかに横暴な要求しているかを訴える。アナウンサーも明らかに知事側である。これを見ている庶民は、メトロ労働組合=悪の図式を頭の中に焼き付けてしまっただろう。バスの労働組合では、歴代組合長が次々と殺されている歴史があるらしい。メトロの労働組合長も、この番組を見ている視聴者から殺されるまではいかなくても、見つかると石を投げられるのではないだろうか? もともとメトロの職員の給料は結構いい金額らしい。庶民はもちろんそのことは知っているだろうから、今後、職員は庶民から嫌がらせをされる可能性は大である。そのうち警官のように、メトロで働いていることを隠して働かなければならなくなるのではないだろうか? いくら、ブラジルでもあまりに利己的な行動は罰せられる。超利己的な人種、政治家がいまだにほとんど罰せられないのは、権力を飴とムチで使い分け、庶民よりも1枚も2枚も上手だからだろう。


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