6・11 やっと盛り上がりの気配 (2014/06/11)
Wカップ開幕まで後1日。そのせいか? 今朝は早朝から町がざわついているような気がする。今日はいつもより早く朝の散歩に出たにもかかわらず、通行人が多いし、車も多い。 昨日は、問屋街の25・デ・マルソを通ると、応援グッズ店には買い物客の人だかりができていた。セントロに限って言えば、多くの店にはブラジル国旗が飾られ、いつのまにか町中に国旗があふれていた。通行人にも黄色と緑のシャツを着た人が多い。メトロ・ストが終わり、やっとWカップという気分が盛り上がってきたような感じがする。 ブラジル人を見ていると、つくづく愛国心の強い国民だと思う。移民国家にもかかわらず、いや移民国家だからこそ、ブラジル人たちはブラジルという国に対して誇りを持っているのかもしれない。ほぼ単一国家にかかわらず、多くの人が国歌、国旗を尊重しない日本とは大きな違いである。人それぞれ異なる思想や理念を持っているのは解るが、自分が産まれ、育った地、日本国を尊重すべきだと思う。僕自身、海外に住むようになって、より日本という国、自分が日本人だということを強く意識するようになった。
セントロのビルディング街に、応援に使う鳴り物がなんとも物悲しく鳴り響いた。Wカップが無事終わり、その後のブラジル経済が落ち込むことなくゆるやかにでもよくなっていくことを期待したい。
|