6・19 南米諸国の応援 (2014/06/19)
チリ、スペイン戦は、両者接戦の試合かと思ったが、結果は2-0でチリの圧勝。今日も、アパート近くの大画面観戦場に撮影に向かう。今にも降りそうな曇り空、そのうえブラジル以外の試合にもかかわらず、意外に観戦客が多いので驚いた。赤・白・青の国旗を振る人や、帽子、シャツを着たチリの人々が目に付くものの、スペイン人らしき姿はほとんど目につかない。スペインコロニアで特設会場でももうけているのだろうか? 相変わらずこの会場は7割がたが男性ばかりで、たまに可愛い女性が通ろうものなら、男達の数十の視線が吸いつけられ後を追う。それはそれで面白いのだが、観戦するようすばかりでなく、どこかのサイトがやっているように、美人系も撮ってサイトにのせようかと思って探すが、これがなかなか難しい。海外からの客は当然スタジアムの方にいくだろうし、サンパウロの美人系は、洒落たレストランやパブが軒を並べるビラマンダレナの方に行ってしまう。ブラジル戦には5000人以上が集まったそうだ。もっとも、店に入いりきれない人々は外で観戦したようで、ビールをのみながらの観戦は当然小便を誘発し、もようした人々が路上脇でするために、小便くさい臭いが漂っていたそうだ。男は立ションができるが、女性はそれもできず多くが困ったという。中にはブラジルの国旗で友人に隠してもらって済ませた女性もいたようだ。そんなところで観戦するよりは便所も完備したセントロの観戦場に来ればよいのに! 危ない、汚い、と思われているセントロにはやはり来たくないのか? チリ人の応援はなかなか激しく迫力があった。チリという国は、南米の中では国情も安定しており、教育水準も高く、僕の中ではチリ人は大人しいイメージが強かったが彼らの応援をみていてその印象も大きく変わった。マラカナンスタジアムでは、チケットがあまりのも高く会場に入れないことに怒ったチリ人約100人が暴徒化し、プレスセンターになだれ込み、観客席への突破を図った事件があった。 やっぱり、南米の国々はどこも似たり寄ったりなのだ。南米の人々はいろいろ問題点もあるが、観戦場においては、南米の人々の観戦する様子が面白いことは確かである。
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