6・30 水は大丈夫? (2014/06/30)
W杯開幕前は、毎日のように、サンパウロの水瓶、カンタレイラ貯水池の水が渇水で危ない、とテレビなどで伝えられていたが、最近はめっきり見かけなくなった。もしや、Wカップ観戦にきた海外からの人々に混乱をさせないために、政府が規制をかけているのかもしれない、と思った(最近、日本のマスコミにもブラジルのマスコミに対しても、疑心暗鬼になりすぎか?)。なにしろ、ここ2週間近くサンパウロのセントロ付近には雨が降っていないのだから。 開幕前に、ついに限界を越えて、一番深い所の水をポンプで吸い上げあと数か月は大丈夫だというニュースがながれたが、この深い地点の水は流れがなく淀んだ水であることから、水質が心配されるとのニュースを新聞でみかけた。 ブラジル人の友人にこの辺を聞いてみると、最近少しは貯水池付近に雨が降ったらしい。それでもほとんど変わらないようだ、とのことであった。友達が言うには、できるだけミネラル・ウォーターにした方が安心だ、とのことであった。僕もそう思い、既に2週間ほど前から、コーヒーや味噌汁、米を炊く水もミネラル・ウォーターを使用している。犬たちにもそうしているものだから、消費量が普段の倍以上になってしまった。辛い出費だ。しかし、犬たちが病気にでもなれば、治療代にはそれ以上かかるだろう。もしそうなれば、犬たちも辛いだろうし、もっと辛いのは、それを見ることになる僕自身だから、この出費は仕方がないと思っている。使っている水は本当に大丈夫なの? とちょっと思ってしまうが、そこまでは考えてもどうしようもないので考えないことにしている。 久しぶりに、水道水を飲んでみると、飲んだ後、しばらく口中に苦味が残ったような感じがした。しばらくして、もう一度の見直すとそんな感じはない。単なる体調による偶然か? 気のせいか? もうちょっとミネラル・ウォーター生活を続けようと思っている。
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