7・3 気持ち良い散歩に (2014/07/03)
以前、朝の犬たちの散歩は、僕にとって悩みの種のひとつであった。毎朝行くことが僕自身にとっても憂鬱であったし、雄犬のニンジャも嫌がった。 というのは、4,5匹の野犬の群れが襲ってくることはしょっちゅうだったし、ストリートチルドレン(チルドレンと言っても僕より大きい)に襲われたり、リードなしで犬を連れて歩く男(銃か刃物を隠し持っていた)と喧嘩になり、危ない目に遭いかけたり、まあ、とにかくいろんなことがあった。この頃は、あまりにいろんなことが起きるので、犬と自分を守るためにカメラの1脚を買い物袋に忍ばして歩いたものである。それでも、とにかく止めることなくしつこく続けた。そんな自分に自分でも驚いた。 僕には、変な点があり、嫌なことを人にされると意地になって続けるか、あるいは、完全に切るかどちらかである。最近でこそ、後先のことを考えるようになり、自分の損になるような無理なことはしなくなったが、4,5年前まではそんなことを気にせず続けた。自分自身の中でかなりのストレスだったにもかかわらずだ。今思うと、単にアホとしかいいようがない意地っ張りだっただけであるが・・・。 それが、最近は厄が落ちたかのように、何もなく散歩をすることができるようになった。ニンジャも散歩に出るのを嫌がらなくなった。せいぜい無謀運転の車に気を付けるくらいである。今では1日40分ほどの朝の散歩は、健康維持に不可欠のものとなっている。
 | まだ春にはちょっと早いような気がするが、最近街路で花を見かけるようになった |
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