7・5 W杯の謎 (2014/07/05)
W杯のチケットを買った一番多く買った国がアメリカで、一番多くの訪伯客もアメリカだというニュースを見て、サッカーがあまり人気のないアメリカでなぜ? と思っていた。 友人と話していてやっとこの謎がとけた。 「アメリカには世界中の移民が住んでいるんで、たとえメキシコ国籍の人でも、アメリカでチケットを買って、アメリカから来るから、アメリカにカウントされるんです。だからアメリカがチケットも訪伯客も一番多いんですよ」 なるほど。もっとも気が付かなかったのは僕だけだったかもしれないが・・・。 「アルゼンチンから7万人の応援客が来ていると、いわれていますけど、実は、これは本当にあてにならない数らしいですよ。どうやって、この数字をだしたのかと、データー元に問い合わせた記者がいたらしんだけど、結局その質問には答えられなかったそうです」 確かに、テレビで見る限りでは、最初10万人と言っていたのが翌日には7万人に減っていたし。もともとブラジルの発表するデーターは、ほとんど信頼していなかったが、この話を聞いてますます信頼できなくなってしまった。 しかし、モノを書くにあたって、たとえブログでも、はっきりした数字を書いた方が、信憑性がでてくる。それに、日本人は数字づきであるから、どうしても数字を書きたくなる。自分で適当に数字を作る訳にもいかないから、どうしてもテレビや新聞で発表されている数字を使うことになる。数字が大きいと一杯なんだ、少ないと少しなのだ、くらいに思ってもらう方が良いと思う。 昨日のブラジル戦の応援にヴィラマダレーナの町に集まった人は警察発表で7万人だったらしい。テレビのニュースで初めて、「警察発表で」という言葉を聞いてちょっと驚いた。今まで5万人と発表していたから、昨日は今までよりも集まった人が多かったということなのだろう。 日本も、参加者の人数確認はブラジル同様適当であろうと、考えていたら、大学時代に野鳥の会に入っていた友人が「かなりの確率で野鳥の数を正確に数えているよ」という話を思い出した。几帳面な日本人のことだから、もしかしたら、かなり正確な数字を割り出しているのかもしれない
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