7・29 庶民の魚がない (2014/07/29)
メルカードに魚を買いに行くが、サバやイワシ、アジなど安い庶民の魚が全然ない。 「寒いんで魚が獲れないんだ」と魚屋の友人。 ブラジルの漁業技術はまだまだのようで、タコにしても、最近タコ壺を使った技術を日本からいれて、やっと大きなタコを捕れるようになったくらいだから、深い所に行ってしまった魚を捕る技術がない? のだろう。魚がないのは困るが、中国のように魚を根こそぎ捕るようなことをしないから、ブラジルの漁業はむしろ健康的な漁業といえるのではないだろうか。 しかし、魚がないのは参った。毎日、魚を焼いたり、刺身にしたりして食べているので1週間おかずがないことになってしまう。中型のシマ鰹があったのでそれを買う。1匹1750円。本当はサバでもあれば一番良いのだが・・・。さらに500グラムの牛の肝臓、350円、冷凍庫にまだ少し牛肉があったから、これを解凍して1週間もたせるしかない。後は野菜と果物。こうやってみると、本当に食の幅が減ってしまった。毎日同じものばかり。野菜や果物を毎日たくさん食べているので、多分栄養的には問題はないと思うが、どうだろう? 果物屋を覗いてみると、アルカショーフラ(朝鮮アザミ)があった。随分前に食べた覚えがあるが、味はほとんど覚えていない。友人に聞くと「おいしいよ!」というが、全然覚えていないということは、大しておいしく感じなかったのだと思う。旬は6月から9月ごろらしい。そういえば産地ではアルカショーフラ祭りをしていたから、もしかしたら、結構おいしいものかもしれない。今度買ってみよう。
 | アルカショーフラ。肝臓の解毒作用があるので二日酔いに良いらしい |
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