8・5 かすかな春の兆し (2014/08/05)
昨日は、朝から20度近くあり、小春日和のような天気であったが、今日は一転して肌寒い。サンパウロらしいと言えばサンパウロらしい天候だが、これほどクルクルと変わる気候に適応するのは結構大変だ。これからサンパウロは激変する天気を繰り返しながら春に少しずつ近づいていく。そう思うと、こんな天気もなんとか我慢できる。 春がちかづいているのを既に感応しているのか、最近、犬たちの抜け毛がはげしい。亀たちも、せっせとゲコゲコ鳴きながら交尾をしているし、雄犬ニンジャは、去勢しているにもかかわらず、アズミの機嫌をうかがい、うかがい、マウントを試みている。玉を抜いているから、勃起はしないとは思うのだが、それでもやりたくなるようである?? そんなニンジャを見ていると不憫になるが仕方ない。 本当は去勢なんかしたくなかった。目を離していると、すぐつながってしまいアズミは2回身ごもり、計4匹の小犬が産まれ、さらに数匹の種付けけがされていた。一時期は6匹のダックスフンドを小さなアパートで飼っていたのだが、喧嘩をしては鳴くわ、夜泣きをするわで、近所から苦情が続出し、どうにもならなかった。小犬たちはなんとか貰い手を探し僕自身本当に辛かった。もう同じような辛い思いをしたくなかったので泣く泣く雄ニンジャと雌アズミを去勢した。交尾をすることもなく死んでいく犬たちが多い中、ニンジャは、思う存分交尾をして小犬まで見ることができたのだから、幸せな犬だと言えると思う。そうは思うものの立たなにも関わらず、アズミにマウントをしてヘコヘコ腰を振るニンジャを見ていると悲しくなってしまう。
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