8・10 去年の今頃は (2014/08/10)
フェイスブックに、関西の友人がアップした法善寺横丁の写真を見て懐かしくなった。 去年のちょうど今頃、息子を連れて法善寺横丁に行っていたからである。学校の休暇中で、飛行機料金が、通常の1・5倍ほどに値上がりしていて、二人分になると旅費だけで50万を越えた。散々考えた挙句、もし今年を逃したら、2度と行けなくなると、いう結論にいたり、行くことに踏み切った。息子を連れて帰って、お墓詣りをしてもらうことが、苦労をかけた父と母へのせめてものお詫びであり自分自身の使命だと思っていた。 去年は、本当に暑い夏であった。息子に少しでも日本をみせてやりたかったので、奈良、京都、高知(実家)、東京、茨城(友人宅)を2週間ほどで周った。いつもは日本に帰る度に体調を崩して吐き気を催しながら人にあったりしていたが、去年は気が張っていたおかげか、体調も良かった。 残念なことに、息子は日本に行ったことに対してさほど大きな感激はなかったようである。もっとも本人に聞いてはいないが、そんな感じである。息子のためというよりは僕自身のために連れていったせいかもしれない。時折今でも、こんなところを見せたかった、食べさせたかった、と思う時がある。 こうやって、書いていると、姉、妹、各地の友達に本当にお世話になったことが蘇ってきた。帰ってきてからちゃんとお礼を出しただろうか? ちょっと心配になってきた。久しぶりに友人たちにメールを出してみよう 姉の「また来いよ(土佐弁、また来てね)」という返事に「今度は、僕がお父さんを連れて来るよ」と息子は言っていたが、いつのことやら。
*写真をアップしようと思ったら見つからないどこにいったのか??
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