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     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
8・25To-sa 祭り [全画像を表示]

8・25To-sa 祭り (2014/08/25)  やっと夜が明けるのが少し早くなり6時過ぎには明るくなってきた。気温も今朝は19°と暖かい。もう春だと言っていいのだろうか? 気まぐれなサンパウロの天候のことだから、また寒くなるとは思うが、夜明けが早くなったということは、真冬は過ぎ去ったのだろう。
 日曜日には、アグアブランカ公園で行われた「To-sa maturi」に行ってきた。日本の、高知の友人に見てきてくれ、とFBで頼まれたからだ。その名の通り、高知県人会が企画したお祭りだ。
 聞くと、高知の伝統文化を伝えるお祭りというよりは、日本の文化、いや日系人文化をブラジル人にみてもらおうというお祭りらしい。
 馬場には特設会場が組み立てられ、たくさん出店のテントが出ていた。まずショーのプラグラムを見ると、合気道や、ラジオ体操、健康体操などのデモンストレーション、さらにはカポエラまである。こういうお祭りでみて、合気道や体操を見てやってみようと思うブラジル人もいるかもしれないからそれはそれで良いことだと思う。個人的に欲を言わせてもらえば、ヨサコイ踊りを見たかったが。
 ヨサコイ踊りは、10数年前までは県人会でやっていたそうであるが、教える人が年をとり、また団体での踊りであるから一人抜け二人抜けし、続けることができなくなったらしい。徳島県人会の阿波踊りなどはうまく引き継ぎがいき続いているようなだけに残念である。
 食べ物や、民芸品の出店はたくさん出ているが、肝心の高知県人会の出店がみあたらない。数人の人に聞いてやっと見つけた。一番奥の角に出ていたのだ。そこでは、カツオのたたき、うどん、鯛蒸し、姿ずし、やきそばなどが販売されていた。
 カツオのタタキに期待したが、鉄板で表面を焼いたものと聞いてやめた。藁とは言わないがせめてガスで焼いてるところも見せれば、デモンストレーションとして人々の目を引いたとは思うのだが・・・。姿ずしはペスカーダと呼ばれる日本にはいない? 魚を使ったもので、大いに気持ちは惹かれたが、酢飯に、僕の故郷の地域で入っているゴマなどが入ってなかったのと15レアル(約750円)とちょっと高いので止めた。後で、買わなかったことを大いに後悔したが・・・。結局食べたのは、餅入りうどん。17レアル。こうした出店にしては、高いが、具だくさんだったので少し納得。文化を広めるための祭りとしてはちょっと高いのが残念だった。しかし、場所代、舞台装置や音響などなどのレンタル代のことを考えるとそれも仕方がないのかもしれない。
 高知の文化を知る、というよりは日系人文化、生活を知るつもりでみれば、面白いのかもしれない。

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